HALAU presents RISK MANAGEMENT and RESCUE WORKSHOP vol.1
21h and 22nd February @ Mitake ,Oume
「第一回セーフティーワークショップby HALAU レポート」
２月２１日、２２日、 御岳にて開催。
水があったらどこでも楽しめるまさにgo anywhere!なSUP。海、湖に比べて川には独特のリスクや装備があるためちょっと敷居が高かったがここ最近自主活動できるパドラーがCABBOの本拠地である御岳でも増えてきた。
新しいスポーツでもあり、ラフティングやカヤックと違いSUP独自の性質があるためSUPパドラーに特化したセイフティー&レスキューワークショップがリバーベースHALAU主催で開かれた。より多くのパドラーが安全に楽しくそしてウォータースポーツのコミニティーを健全に形成していくのが目的。
今年、２月、５月、１０月の３回に分けて開催予定のこのセイフティー＆レスキューワークショップ。１回目となる今回は、リスクマネジメントの基本となる考え方をインストラクターがレクチャーし、参加者は実際に川での危険を疑似体験してもらう。その後参加者どうしのディスカッションにてセルフレスキュー時に必要な装備を模索する。朝９時から午後４時までの内容がぎっしり詰まったワークショップ。
第１回目は基本的なレスキューの方法を知識として紹介しつつ、実際に初歩的な体験もしてもらった。レクチャーでは、そもそも「リスクとは何か？」から始まりリスクを回避、コントロール、削除するかの判断の基準、そのために必要な知識、能力、技術の紹介などリスクマネージメントの基本的考え方を参加者たちとシェアした。
第２回目では各自セイフティー＆レスキュー装備を準備してもらいレスキュートレーニング。
第３回目はより実践に近いシナリオレスキューを行う予定。
詳しくは、http://halau.tokyo.jpへ！
ラフティングやカヌーの選手で最近SUPを始めた人、サーファーで川は初めてに近い人から初心者までいろんなジャンルの人が様々なフィールドから集まった。こうやっていろんなバックグラウンドの人を温かく受け入れてくれるのも御岳コミニュティーのいいところ。
このメンバーが御岳のリバーSUPを安全に広めていくコンパス的存在になってもらえたら嬉しい。
今回のワークショップを主催しインストラクターとして２日間、優しく厳しく指導にあたったYACU。レクチャーでただ教えるだけではなく、「体験やディスカッションを通して一人ひとりがきちんと考えることに重点を置きたい」彼のスタイルが随所に表れたワークショップだった。
ゲストインストラクターとして、四国から来たリバーの第一人者佐々木弘道。通称Bad Boyランギ。悪そうな顔してますがハートは誰よりも熱い男で、ニュージーランドとアメリカでライフガードの経験を持ち、現在は四国でリバーガイドを務めつつラフト／SUPのツアー会社SUGGOI SPORTSを運営する。海や川、数々の修羅場をくぐってきた彼のレクチャーは非常に説得力があり核心を突きつつも、こよなく愛するオヤジギャグのおかげでワークショップ中は笑いが絶えない。
日本は特に「安全が存在する」という安全神話がありますね。よく考えればわかりますが安全というものは地球上に存在しません。リスクとどう付き合っていくか？それは陸でも水でも同じ。それを考え始めたらもう立派なアドベンチャー！
Inspire your adventure. CABBO