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photographs from Ome Canoe Association official & Riverbase HALAU

3月5日、多摩川で新しい歴史の1ページが刻まれた。

「多摩川流域の魅力再発見事業」の一環として東京都が主催した記念すべき第1回目の多摩川カヌー駅伝大会。

東京都民なら誰でも知っている多摩川だが、この川の魅力はあまり多くの人に知られていない。上流はものすごい綺麗でパドルスポーツのメッカ、その周りにも温泉や美味しい食べ物、名所などがたくさんある魅力のある川。CABBOファミリーは十二分にその魅力を知っていて恩恵を受けているのでこのレースの趣旨にはすごく共感、嬉々として参加してきました。初年度の今回は青梅から昭島までの約17kmがコース。将来的にはこのレース大田区までつなげる計画があるとか。御岳〜羽田の多摩川80km川下りをライフワークとしてる僕たちにしてみれば「ついに時代が俺らに追いついたか」と。笑

 

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女性チームを先導するCABBOライダーYacu

 

スラローム艇、ワイルド艇、手作りカヌー、SUP、、漕ぐのりものだったら何でもオッケーなワイルドな大会。コースは青梅市釜の淵公園から昭島市クジラ公園までの約17km。4つの堰を超えて6つの市を跨いで行われる初めてのカヌー駅伝。これを実現するために色んな面でチャレンジングな要素がたくさんあり大変だったと思います。大げさではなく多摩川の新しい歴史の1ページ目だと思う。

4人一チームでタスキ(今回はカヌーやボード)をつなげるレース。途中浅すぎて漕げない箇所もたくさんあり担いで走る場面も多々見られた。どんな乗り物でも、走っても漕いでも担いでも「なんでもあり」な様子はまさにアドベンチャーレース、皆息を切らせながらも楽しんでいたのが印象的だった。

CABBOライダーYacuはこの日はゼッケンをつけず、女性チームの伴漕サポートとして参加。より多くの人がダウンリバーを楽しめるようにアシストし、フィールドや競技の魅力を広めていくのもアドベンチャリストの大切な役割。彼がCABBOのアンバサダーである所以でもある。

 

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将来的には海まで駅伝形式で人と人で繋いでいく大会になるこの企画。太古から川の周りに栄えてきた文明、「自然」を忘れがちな今の時代に山と海を結び、自然の恵みを運ぶ川を上流から海まで下る意義は大きい。自然の流れの中、タスキを繋げながら仲間と力を合わせて漕げばいろんな「気づき」が生まれるはず。自然の分身と書いて「自分」。自然の一部になることで新しい自分を再発見する最高なアドベンチャーになるかも!?

来年のカヌー駅伝も今から楽しみですね。そして次回は漕ぐ練習だけではなくボードを担いで走るトレーニングもお忘れなく!

 

report by Ikuzo Fujimura , Team CABBO

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